津久井佳祐のプロフィール総まとめ|年俸・成績・移籍まで徹底解説

鹿島アントラーズの赤いユニフォームで最終ラインを統率する若手センターバック 鹿島

津久井佳祐は、昌平高校から2023年に鹿島アントラーズへ加入した22歳のセンターバックだ。J1通算24試合に出場し、2026/27シーズンも背番号23で鹿島の最終ラインに挑んでいる。

年俸は公式非公表であり、プロ入り後の移籍歴はない。この記事では、年齢や身長などの基本プロフィール、経歴、年度別成績、プレースタイル、鹿島のセンターバック陣における立ち位置まで徹底的に掘り下げる。

津久井佳祐の年齢・身長・出身地は?

津久井佳祐は、2004年5月21日生まれ、埼玉県出身のディフェンダーである。2026年8月時点の年齢は22歳だ。

身長180センチ、体重70キロで、利き足は右。鹿島アントラーズでは背番号23を着け、主にセンターバックとしてプレーしている。

基本プロフィールを整理すると、以下の通りだ。

項目 内容
名前 津久井佳祐
読み方 つくい けいすけ
英字表記 Keisuke Tsukui
生年月日 2004年5月21日
年齢 22歳(2026年8月時点)
出身地 埼玉県
身長 180cm
体重 70kg
血液型 A型
利き足 右足
ポジション DF
主戦場 センターバック
所属 鹿島アントラーズ
背番号 23
プロ加入年 2023年
Jリーグ初出場 2024年3月9日

Jリーグ初出場は、2024年3月9日に町田GIONスタジアムで行われたJ1第3節、FC町田ゼルビア戦だった。

2023年に昌平高校から鹿島へ加入したが、ルーキーイヤーはリーグ戦出場なし。高卒2年目の2024年にJ1デビューをつかんだ選手である。

公式プロフィールでは、ニックネームを「けいすけ」としている。背番号23については、歴代の多くのセンターバックが背負ってきた番号であることに意味を感じているという趣旨の回答をしている。

鹿島でセンターバックを務める者として、23番に誇りを持っていることが伝わる。

好きな海外選手については「ハイセン」と回答している。ただし、公式プロフィール上ではフルネームまで記載されていないため、特定の選手だと断定するのは避けたい。

プロフィールを眺めるだけでも、津久井が単なる若手枠ではなく、鹿島のセンターバックとして成長する意思を持って背番号を選んでいる選手だと分かる。

22歳という年齢は、センターバックとしてはまだ若い。

最終ラインの選手には、身体能力だけでなく、相手FWとの駆け引き、味方との連係、試合の流れを読む力が求められる。経験を積むほど判断の引き出しが増えるポジションだからこそ、津久井にはまだ大きな伸びしろがある。


津久井佳祐の経歴は?昌平高校から鹿島加入まで

津久井佳祐は、FC宮代東、FC LAVIDA、昌平高校を経て、2023年に鹿島アントラーズへ加入した。

所属歴は次の通りである。

  • FC宮代東
  • FC LAVIDA
  • 昌平高校
  • 鹿島アントラーズ(2023年加入)

鹿島は2022年9月20日、当時昌平高校3年だった津久井の翌シーズン加入内定を発表した。

クラブが加入内定時に挙げた特徴は、対人能力、カバーリング能力、状況判断、足元の技術、ロングフィードである。

この評価は重要だ。

津久井は、相手FWを力で止めるだけのセンターバックではない。危険な場所を察知して味方を助け、ボールを奪った後は正確なキックで攻撃の始点になれる選手として鹿島に迎えられた。

自動車に例えるなら、強固なボディーだけを備えた車ではない。

周囲の状況を検知するセンサー、進む方向を決める制御系、次の加速へつなげる駆動系まで期待されたようなものだ。守備と攻撃をつなぐ総合力こそ、津久井に託された可能性である。

高校年代では、2022年度の全国高校サッカー選手権大会で大会優秀選手に選出された。同年度の全国高校総合体育大会でも優秀選手に名を連ねている。

全国大会という大舞台で実力を認められたことが、鹿島加入への大きな足掛かりになったと考えられる。

代表歴としては、U-17日本高校選抜への選出経験がある。

一方で、津久井は鹿島アントラーズのアカデミー出身ではない。

鹿島でプロ生活を始めて以降、他クラブへ移籍していないため「鹿島一筋」と表現することはできる。しかし、育成年代から鹿島で過ごしたアカデミー育ちではなく、昌平高校から直接加入した高卒選手という説明が正確だ。

昌平高校は、ボールを保持しながら相手を動かす技術的なサッカーでも知られる。

ただし、「昌平高校出身だから足元がうまい」と経歴だけで決めつけるべきではない。津久井の場合は、鹿島自身が加入発表時に足元の技術とロングフィードを明確な長所として評価している。

つまり、ビルドアップ能力は周囲が作った印象ではなく、プロ入り前から確認されていた武器なのだ。

※画像はAIによるイメージ

津久井佳祐の年度別成績は?

津久井佳祐の通常のJ1リーグ通算成績は、2025年終了時点で24試合0得点である。

2026年に行われた明治安田J1百年構想リーグでは、地域リーグラウンドとプレーオフラウンドを合わせて4試合に出場した。

年度別の主な成績は次の通りだ。

シーズン・大会 リーグ出場 得点 主な内容
2023年J1 0試合 0得点 高卒1年目
2024年J1 5試合 0得点 3月9日にJ1デビュー
2025年J1 19試合 0得点 出場数を大きく伸ばす
2026年J1百年構想リーグ 4試合 0得点 地域ラウンド3試合、プレーオフ1試合
2026/27明治安田J1リーグ 開幕前 ― 2026年8月開幕予定

2024年の5試合から、2025年は19試合へと出場数を増やした。

この14試合増という数字は大きい。高校卒業直後の育成段階を抜け、J1の試合で起用できるセンターバックとして、チーム内で一定の信頼を得たことを示している。

2025年にはリーグカップ2試合、天皇杯2試合にも出場した。

2023年から2025年までの国内主要公式戦では、リーグ戦24試合、リーグカップ2試合、天皇杯2試合の合計28試合に出場している。

一方、2026年の百年構想リーグでは、地域リーグラウンドで3試合、計11分の出場にとどまった。

さらに6月6日のヴィッセル神戸とのプレーオフラウンド第2戦では、87分から途中出場している。そのため、百年構想リーグ全体の出場数は4試合となる。

ここは数字を確認するうえで注意が必要だ。

地域リーグラウンドだけを集計した記録では3試合となるが、プレーオフラウンドを含む大会全体では4試合である。更新時期や集計対象によって表示が異なるため、「2026年は3試合」とだけ書くと、6月6日の神戸戦が抜け落ちてしまう。

また、2026年8月から始まる2026/27明治安田J1リーグは、百年構想リーグとは別大会として成績が集計される。

したがって、2026/27シーズンの選手ページに開幕前の「0試合」が表示されても、百年構想リーグの4試合が消えたわけではない。

整理すると次のようになる。

  • 2024年と2025年の通常J1通算は24試合
  • 2026年の百年構想リーグは別枠で4試合
  • 2026/27明治安田J1リーグは8月から新たに集計
  • 大会によって成績欄が分かれるため、数字の単純合算には注意が必要

プロフィール記事では、最新の数字を並べるだけでなく、「どの大会の数字なのか」を明確にしなければならない。

部品番号が似ていても規格が違えば同じ場所には使えない。サッカーの成績も同じで、通常のJ1、百年構想リーグ、プレーオフを混ぜれば、選手の現在地を正しく判断できなくなる。


2025年から出場時間が減った理由は?

津久井佳祐が2025年のJ1で19試合に出場しながら、2026年前半の百年構想リーグでは出場機会を減らした背景には、鹿島のセンターバック陣における激しい競争がある。

2026年の鹿島では、植田直通、関川郁万、キム・テヒョン、千田海人らがセンターバック候補として在籍していた。

その中で、百年構想リーグの地域リーグラウンドではキム・テヒョンが15試合に出場し、三竿健斗も最終ラインや中盤で多くの出場時間を積んだ。関川郁万や植田直通も経験と実績を持つ。

津久井の出場減少を、単純に「評価が下がった」とだけ捉えるのは乱暴だ。

鬼木達監督のもとでは、相手の配置や試合展開に応じて守備陣の組み合わせが変わる。センターバックには、対人守備だけでなく、ボール保持時の立ち位置、前方への配球、周囲との距離管理まで求められる。

特に鹿島のように勝利を義務づけられるクラブでは、「若いから使って育てる」という理由だけで先発を渡してもらえるほど甘くない。

毎日の練習で主力を上回り、実戦で与えられた数分を結果につなげなければならない。

津久井にとって厳しかったのは、2026年前半に与えられた出場時間が非常に短かったことだ。

4月18日の浦和レッズ戦では87分から出場。4月24日の柏レイソル戦では84分から起用されたが、89分に退場となった。

5月23日のFC東京戦は87分から、6月6日のヴィッセル神戸戦も87分からの投入だった。

センターバックでありながら、前線の選手との交代で入り、試合終盤の守備固めや配置変更を担うケースが続いている。

つまり、2026年前半の津久井は、安定して先発を任される立場ではなく、試合を締める短時間の役割から信頼を積み直す立場にあったと考えられる。

これは簡単な仕事ではない。

試合開始から流れをつかめる先発とは違い、途中出場の選手は数分で相手の狙い、味方の疲労度、守るべきスペースを把握しなければならない。

エンジンが温まった状態の車列へ、途中から一台だけ合流するようなものだ。速度も間隔も瞬時に合わせなければ、わずかな判断の遅れが事故につながる。

津久井が2026/27シーズンで出場時間を取り戻すには、短い時間を無失点で終えるだけでなく、守備ラインを落ち着かせ、ボール保持でもチームを前進させる必要がある。


柏レイソル戦の退場処分は何があった?

津久井佳祐は2026年4月24日の柏レイソル戦で一発退場となり、2試合の出場停止と罰金20万円の処分を受けた。

試合は明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンドEAST第12節として、三協フロンテア柏スタジアムで開催された。

鹿島は前半45分のアディショナルタイムに鈴木優磨がゴールを決め、1-0で勝利している。

津久井は84分、レオ・セアラとの交代でピッチに入った。

しかし89分、柏の杉岡大暉とのプレーでレッドカードを受け、出場から約5分で退場となった。

規律委員会は、相手競技者の右太腿付近へ足裏で過剰な力を加えた行為が「著しい反則行為」に該当すると判断した。

処分内容は次の通りである。

  • 2試合の出場停止
  • 罰金20万円
  • 4月29日の東京ヴェルディ戦が対象
  • 5月3日のFC町田ゼルビア戦も対象

この退場は、津久井の2026年前半を振り返るうえで無視できない。

ただし、プロフィール記事の主役は退場そのものではなく、選手としての全体像だ。一度の危険なプレーだけで、これまで積み上げてきた対人能力やカバーリング能力まで否定するべきではない。

重要なのは、なぜその判断に至ったか、同じ状況で次はどう対応するかである。

ボールを失った直後に奪い返そうとする姿勢は必要だ。しかし、間に合わない場面では無理に足を出さず、相手の進行方向を限定して味方の帰陣を待つ選択もある。

筆者としては、この退場で示された課題は「激しさの不足」ではなく、激しさを使う場面と使わない場面を見極める精度だと考える。

センターバックは、勇敢さと冷静さの両方を持たなければならない。

熱くなれない守備者では相手を止められない。しかし、熱さを制御できない守備者は、自分たちを不利にしてしまう。

津久井がこの経験を判断力の向上につなげられれば、痛い退場も成長過程の一ページへ変えられる。


津久井佳祐の年俸はいくら?

津久井佳祐の年俸は、鹿島アントラーズや本人から公式発表されていない

インターネット上には700万円や1500万円などの推定額が掲載されているが、いずれもクラブが公表した契約金額ではない。

確認できる情報を分けると、以下のようになる。

情報区分 内容
鹿島による公式発表 なし
本人による公表 なし
民間サイトの数字 推定額
確実な結論 正確な年俸は非公表

一部の年俸情報サイトでは、2023年と2024年を420万円、2025年を460万円、2026年を700万円と推定している。

別の媒体では1500万円前後とする数字も見られる。

しかし、700万円と1500万円では800万円もの開きがある。これほど差がある数字を、事実であるかのように断定することはできない。

プロサッカー選手の契約には、基本報酬に加えて出場給、勝利給、各種ボーナスなどが含まれる場合がある。

仮に基本年俸が判明しても、実際の年間収入まで一致するとは限らない。外部の人間が出場数だけを見て、正確な契約額を逆算するのは不可能だ。

2025年にJ1で19試合へ出場したため、加入当初より評価や契約条件が上がった可能性は考えられる。

ただし、それはあくまで可能性である。根拠となる契約発表がない以上、「年俸は上がった」「○○万円を受け取っている」とは断定できない。

津久井佳祐の年俸について、現時点で最も誠実な答えは、公式非公表であり、ネット上の金額は推定にすぎないというものだ。

数字の大きさだけで選手の価値を判断するのも避けたい。

津久井の場合、注目すべきなのは推定年俸より、2025年に19試合まで伸ばした出場数を、2026/27シーズンで再び上積みできるかどうかである。


津久井佳祐に移籍歴はある?

津久井佳祐には、2026年8月時点でプロクラブ間の移籍歴はない

2023年に昌平高校から鹿島アントラーズへ加入し、その後は完全移籍も期限付き移籍も経験していない。

2026/27シーズンの鹿島公式選手一覧にも、背番号23のディフェンダーとして掲載されている。

育成年代を含めた所属歴は、FC宮代東、FC LAVIDA、昌平高校、鹿島アントラーズという流れだ。

FC宮代東からFC LAVIDA、昌平高校へ進んだ経歴は、育成年代における所属変更である。一般的に検索されるプロクラブ間の「移籍」とは分けて考えた方が分かりやすい。

したがって、津久井の経歴は、昌平高校から鹿島へ直接加入し、プロ入り後は鹿島一筋と説明できる。

今後、出場機会を求めて期限付き移籍を選択する可能性まで否定することはできない。

若いセンターバックが実戦経験を積むため、他クラブへ期限付き移籍する例はJリーグでも珍しくない。

しかし、2026年8月時点で津久井の移籍は発表されていない。具体的な移籍先が決まったという事実も確認されていない。

出場数が減ったことだけを根拠に「移籍するはずだ」と断定するのは危険だ。

鹿島に残ってポジション争いを続ける道もあれば、将来的に別の環境で出場時間を増やす道もある。どちらが正解かは、クラブの編成、本人の意思、提示される条件によって変わる。

今言えるのは、津久井が2026/27シーズンも鹿島の登録選手であり、背番号23を着けて競争へ挑んでいるということだ。

※画像はAIによるイメージ

津久井佳祐のプレースタイルと強みは?

津久井佳祐の強みは、対人守備、カバーリング、状況判断、足元の技術、ロングフィードである。

これは経歴から想像した評価ではない。鹿島が2022年の加入内定発表で、津久井の特徴として具体的に挙げた内容だ。

身長180センチ、体重70キロというサイズは、J1のセンターバックとして圧倒的に大柄というわけではない。

そのため、長身FWとの競り合いだけで勝負するより、ボールの落下地点を早く読み、相手より先に良い位置を取ることが重要になる。

対人守備では、相手との距離を詰めて自由を奪う。

味方が前へ出た際には背後のスペースを埋め、突破された場合にはカバーへ入る。守備ライン全体の穴を見つけて先回りできる点が、津久井の持ち味として期待されている。

さらに注目したいのがロングフィードだ。

相手が前線から激しくプレスをかけてきたとき、センターバックから逆サイドや最前線へ正確なボールを送れれば、一度のキックで守備網を越えられる。

センターバックのロングフィードは、単に遠くへ蹴るプレーではない。

味方が次に競りやすい高さ、走り込める方向、相手が対応しにくい場所まで計算して初めて攻撃の武器になる。

鹿島が加入時から津久井を「攻撃の起点になれる」と評価したのは、守備後の一本で試合の景色を変えられる可能性を見ていたからだろう。

2025年9月23日のセレッソ大阪戦では先発出場し、自分の役割として、対面する相手を1対1で止めることを意識していたという趣旨のコメントを残している。

この言葉からも、津久井が自分の土台を対人守備に置いていることが分かる。

まず目の前の相手を止める。

そのプレーで味方とスタンドを勢いづける。鹿島のセンターバックに求められる闘争心を、津久井自身も強く意識しているのだ。

一方で、2026年の柏戦では、ボールを失った後の対応で危険なタックルを選び退場となった。

ここから見える課題は、対人能力の有無ではなく、プレーが乱れた直後のリスク管理である。

自動車整備でも、異音を見つけた瞬間に力任せで部品を外せば、周囲の配線やボルトを傷めることがある。

原因、位置、周辺部品の状態を確認し、適切な工具と順序を選ばなければならない。

守備も同じだ。

奪い切れるなら前へ出る。間に合わないならコースを限定する。味方のカバーがあるなら時間をつくり、孤立しているなら簡単に飛び込まない。

この選択を一瞬で行えるようになれば、津久井の対人能力はさらに信頼できる武器へ変わる。


鹿島のセンターバック争いで津久井佳祐の立ち位置は?

津久井佳祐が鹿島で定位置を奪うには、植田直通、関川郁万、キム・テヒョンらとの競争を勝ち抜かなければならない。

2026/27シーズンの登録選手には、千田海人に加え、若い大川佑梧、元砂晏翔仁ウデンバもディフェンダーとして名を連ねている。

経験豊富な選手が壁となり、下の世代からも新しい競争相手が加わる。

津久井にとっては、前にも後ろにもライバルがいる状況だ。

植田直通は、日本代表経験を持ち、対人守備や空中戦で強さを発揮する。関川郁万も鹿島で多くの公式戦を経験し、球際の強さと前へ出る守備を武器にしてきた。

キム・テヒョンは左利きで、左センターバックとしての配球や守備範囲に特徴がある。

同じセンターバックでも、それぞれの選手が異なる武器を持っている。

津久井が序列を押し上げるためには、先輩たちと同じことを同じ水準でこなすだけでは足りない。

筆者としては、津久井が差別化できる可能性は、対人守備と前進パスを両立できる右利きセンターバックという点にあると考える。

植田のような圧倒的な強さをすぐに身につけるのは難しい。関川の経験値にも、一朝一夕では追いつけない。

だからこそ、相手FWへ素早く寄せて前を向かせず、奪った直後に縦パスやロングフィードで攻撃を加速させる。この一連の流れを自分の型にする必要がある。

鬼木監督が率いるチームでは、センターバックもボール保持に関与し、相手の守備を見ながら前進方法を選ぶことが求められる。

横へ安全なパスを出すだけでは、相手のプレスは動かない。

一つ前の列へ刺すパス、逆サイドへの展開、相手FWを引きつけてからの持ち運びができれば、津久井の起用価値は上がる。

守備面では、短時間の途中出場でも試合へ自然に入る安定感が必要だ。

2026年前半は、試合終盤から投入される機会が続いた。そこで退場や対応の遅れがあれば、次の出番は遠ざかる。

反対に、空中戦を確実にはね返し、味方へ声をかけ、落ち着いてボールを保持できれば、監督は次も試合終盤を任せやすくなる。

数分間の信頼が、次の15分につながる。

15分の信頼が、カップ戦の先発につながる。

一度の先発で結果を残せば、リーグ戦のポジション争いへ割って入れる。

津久井に必要なのは、突然レギュラーへ飛び込む奇跡ではない。目の前の一つひとつの役割を完全にこなし、起用時間を段階的に伸ばしていくことだ。

整備の現場でも、いきなり大規模なエンジン修理を任されるわけではない。

基本作業を正確に積み重ね、「こいつなら任せられる」という信頼を得て、より難しい仕事へ進む。

センターバックも同じだ。

派手なゴールより、一本のクロスをはね返す。味方のミスをカバーする。相手の速攻を遅らせる。危険な場面で無理をしない。

その地味で泥臭い仕事の積み重ねが、鹿島の最終ラインに立つ資格をつくる。


津久井佳祐の今後はどうなる?

津久井佳祐の2026/27シーズンにおける最大の目標は、出場機会を取り戻し、センターバックの定位置争いへ再び食い込むことだ。

鹿島公式プロフィールでも、シーズンの目標として試合出場を掲げている。

非常に率直な目標だ。

2025年はJ1で19試合に出場し、トップチームで戦えることを示した。一方、2026年前半の百年構想リーグでは4試合、いずれも短時間の出場にとどまった。

数字だけを見れば後退である。

だが、22歳のセンターバックにとって、一度序列を落としたことが選手生命の結論になるわけではない。

むしろ、ここから何を変えるかが重要だ。

筆者として、津久井の今後を見るうえで注目したいのは次の三点である。

  • 対人守備で前へ出る判断を安定させられるか
  • ロングフィードと縦パスで攻撃の起点になれるか
  • 短い出場時間で監督の信頼を積み上げられるか

特に注目したいのは、守備能力と配球能力の両立だ。

現代のセンターバックは、失点を防ぐだけでは足りない。相手のプレスを外し、チームを前進させる最初のパサーでもある。

津久井が加入時から評価されてきたロングフィードをJ1の試合で安定して出せれば、起用する理由は増える。

相手が前から来れば背後へ蹴る。

引いて守れば前方へ運び、縦パスを入れる。

試合状況に応じて攻撃のスイッチを入れられるセンターバックになれば、鹿島の戦い方に幅を与えられる。

もう一つの鍵は、感情の制御だ。

鹿島のユニフォームを着て戦う以上、球際で引くことは許されない。サポーターも、腰の引けた守備など見たくない。

だが、熱さと無謀さは違う。

一歩遅れたら無理に足を出さず、味方を使って守る。危険な場所では確実にプレーを切り、必要のない場所ではカードのリスクを負わない。

鹿島のセンターバックには、燃える心と冷えた頭が必要だ。

津久井は、その両方を身につけられる年齢にいる。

2025年に19試合へ出場した事実は消えない。J1のピッチで戦った経験も、成功も、失敗も、すべて次の判断材料になる。

2026/27シーズンは、将来を期待される若手から、鹿島が勝つために必要な戦力へ進めるかを問われるシーズンだ。

簡単な道ではない。

植田、関川、キム・テヒョンらを押しのけなければ、先発の座はつかめない。若い選手たちの追い上げも待ってはくれない。

それでも、競争が激しいからこそ、勝ち取ったポジションには価値がある。

背番号23が最終ラインで相手FWを止め、奪ったボールを一気に前線へ届ける。そんな場面を増やせるか。

津久井佳祐の戦いは、ここからだ。

失敗を恐れて下を向く必要はない。退場も、出場減少も、すべて燃料に変えればいい。

鹿島の赤を背負う覚悟を、ピッチで証明しようぜ!


まとめ

津久井佳祐は、2004年5月21日生まれ、埼玉県出身のセンターバックである。

FC宮代東、FC LAVIDA、昌平高校を経て、2023年に鹿島アントラーズへ加入した。身長180センチ、体重70キロの右利きで、2026/27シーズンも背番号23を着けている。

通常のJ1リーグでは、2024年に5試合、2025年に19試合へ出場し、通算24試合0得点を記録している。

2026年の明治安田J1百年構想リーグでは、地域リーグラウンド3試合とプレーオフラウンド1試合を合わせ、4試合に出場した。

4月24日の柏レイソル戦では途中出場後に一発退場となり、2試合の出場停止と罰金20万円の処分を受けている。

年俸は公式非公表であり、ネット上に掲載される700万円や1500万円などの数字は推定にすぎない。

プロ入り後の移籍歴はなく、2026年8月時点でも鹿島に所属している。

強みは、対人守備、カバーリング、状況判断、足元の技術、ロングフィードだ。

一方で、鹿島のセンターバック陣には植田直通、関川郁万、キム・テヒョンら実力者がそろう。試合に出るためには、守備の安定感に加え、配球で攻撃を前進させる力を示さなければならない。

2025年に19試合へ出場した経験は、大きな財産だ。

柏戦の退場や2026年前半の出場減少を成長の材料へ変え、鹿島の最終ラインへ再び食い込めるか。背番号23の巻き返しを、熱く見届けよう。


よくある質問

津久井佳祐は何歳?

2004年5月21日生まれで、2026年8月時点では22歳である。

津久井佳祐のJ1通算成績は?

通常のJ1リーグでは、2025年終了時点で24試合0得点である。別大会の2026年J1百年構想リーグでは、プレーオフラウンドを含めて4試合に出場した。

津久井佳祐の年俸はいくら?

鹿島アントラーズや本人から発表されておらず、正確な年俸は非公表である。ネット上にある金額は民間媒体による推定だ。

津久井佳祐に移籍歴はある?

プロ入り後の移籍歴はない。2023年に昌平高校から鹿島アントラーズへ加入し、2026/27シーズンも鹿島に所属している。

津久井佳祐のプレースタイルは?

対人守備とカバーリングに加え、足元の技術とロングフィードを備えたセンターバックである。守備だけでなく、後方から攻撃の起点になれる点を評価されている。

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